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SES やめとけは本当か|営業出身が2年半勤めた本音の7理由仕分け

「SES やめとけ」が検索上位を埋めているけれど、本当にダメなのか、自分の場合どう判断すればいいのか——迷っていませんか。私自身、営業 7 年 → 未経験 SES 2 年半 → 自社開発 3 年強 → 現役の生成AIエンジニアという 3 段階を歩いてきた当事者です。

結論から言うと、「SES やめとけ」は半分本当・半分言い過ぎ。戦略のない未経験で飛び込めば地雷を踏みやすい一方、2-3 年で次に移る設計図を持って入れば、IT 業界への現実的な入口になります。本記事は、業務で日々 ChatGPT・Claude・Cursor・Claude Code を叩いている現役の生成AIエンジニア視点で、その地図を正直に並べたものです。

結論|「やめとけ」は半分本当・半分言い過ぎ、入口の使い方で決まる

「SES やめとけ」は半分本当で、半分は言い過ぎです。戦略のない未経験で飛び込めば地雷を踏みやすいのは事実ですが、2-3年で次のキャリアに移る設計図を最初から持って入れば、SES は IT 業界に入る現実的な入口になり得ます。本記事は、私が営業7年 → 未経験 SES 2年半 → 自社開発 3年強 → 現役生成AIエンジニアという 3段階を歩いた一次体験を起点に、入口の判断軸・地雷の見分け方・2026年の出口戦略(生成AIエンジニア含む)まで正直に並べた地図です。


SES とは何か|契約形態の前提整理と「やめとけ7理由」の仕分け

「やめとけ」の議論に入る前に、SES が何ものなのかを未経験のあなた向けに噛み砕き、続けて SERP 上位の「やめとけ7理由」を現役視点で仕分けします。

SES は System Engineering Service の略で、所属会社(SES 企業)が取引先の現場にエンジニアを送り込んで働かせる契約形態です。営業時代の感覚で言えば「客先常駐の保守要員を自社が雇って派遣する形」が近い。ただし派遣とは別物で、指揮命令が所属 SES 企業に残るのがポイントです。

形態指揮命令成果物の責任あなたの雇い主例え
SES(準委任)SES 企業労働時間に対する責任SES 企業客先に常駐する自社の保守要員
派遣派遣先労働時間に対する責任派遣会社派遣先が「今日はこれやって」と直接指示
請負受注側成果物(完成品)に責任受注側在庫を持って完成品を売る物販
自社開発自社自社プロダクトの全責任自社自社製品を自社で作って自社で売る

未経験で IT 転職を考えるとき SES が候補に挙がりやすいのは、求人の母数が多く、未経験を受け入れる間口が広いから。これは IT 業界の構造に起因します(全体地図は未経験エンジニア転職の地図)。私自身、営業 7年から最初の入口に選んだのが SES で、約2年半在籍して Ruby による業務改善や graphDB を使った基幹システム開発に携わりました。その経験は今の自社開発でも生成AI 実装でも土台として効いており、SES を全否定するつもりは一切ありません。

「やめとけ7理由」の仕分け|本当2つ・言い過ぎ1つ・自分は無縁4つ

「SES やめとけ」の7理由を、営業出身で SES に2年半いた現役エンジニアが仕分けた概念図。本当(同意)が2つ=給料が上がりにくい・スキルが偏る、言い過ぎが1つ=帰属意識を持ちにくい、自分は当てはまらなかったのが4つ=案件選択権がない・多重請負・評価されにくい・年齢の壁。SES=全否定は二項対立のミスリードという結論を表す

SERP 上位の網羅型記事と同じ7理由を、現役視点で「本当 / 半分本当 / 言い過ぎ」に仕分けします。私の SES 2年半の体感だけを根拠にした、「私の場合は」という限定の話です。

#言われる理由私の仕分けコメント
1給料が上がりにくい本当出口の設計次第で挽回可能
2スキルが身につかない(偏る)半分本当案件に依存、私自身も実感
3案件選択権がない自分は当てはまらなかった想像より自由度があった
4帰属意識を持ちにくい言い過ぎ営業時代の客先常駐と似ていて慣れた
5多重請負構造で割を食う自分は当てはまらなかった直接の影響を感じる場面は少なかった
6評価されにくい自分は当てはまらなかったプロパー上司との距離はあったが致命的ではない
7年齢を重ねるとつらい自分は当てはまらなかった30代スタートでも入れた

つまり本当に同意できるのは2つ(給料・スキル偏り)/言い過ぎ1つ(帰属意識)/自分は当てはまらなかった4つ。「SES = 全否定」という二項対立はミスリードだと感じます。要点を3点だけ補足します。

  • 給料(→本当、ただし出口次第):最初の年は前職の営業とほぼ横並びで、SES に居続けて大きく跳ねた感覚はありません。ただし土台を作って次に移った先で初めて明確に上向く順序で、営業時代と比べると年収は上がる方向です(金額の具体は年収専門記事で整理)。
  • スキル(→半分本当、現場による):私は Ruby と graphDB を使った基幹システム開発に携われた恵まれた配属で、今の自社開発・生成AI 実装の土台になっています。逆に同じ作業の繰り返しが続くと技術成長が止まる感覚が出る——これは後半に私も感じたところです。
  • 帰属意識(→言い過ぎ):営業時代も商社員でありながら毎日取引先を回っていたので、常駐先の構造はよく似ていて違和感は小さかった。ただ初めて常駐に出る方の戸惑いは別物で、あくまで私の体感です。

残る「案件選択権・多重請負・評価・年齢の壁」の4つは、私の現場が運良くそうだっただけの可能性も十分あります。入る前のチェックは後段「面接前4項目」で整理します。


一次体験のリアル|2.5年で本当にきつかったこと・学べたこと・向き不向き

ここは、私が SES に約2年半いて現役視点から一番正直に書ける章です。きつさ・学び・向き不向きを順に並べます。

きつかったこと——「成長の壁」と「周囲への引け目」の2軸

SES 後半に膨らんでいた感覚は2つでした。1つ目は技術成長が止まる感覚。 毎月似た作業の繰り返しで、新しい技術に触れる機会が現場の中だけだと出てこない。業務外に勉強時間を作ろうにも平日の終わりは手が動かない——地味に効くつらさで、営業時代の「同じトークで同じ商品を売り続ける感覚」と構造がよく似ていました。

2つ目は、自分の知識不足がチームの足を引っ張っているのでは、という引け目。 先輩が当たり前に使う技術概念を、自分は調べないと使えない。質問するのも申し訳ない、黙って手が止まるともっと迷惑、という板挟み。新人営業で「商品知識が浅いまま客先に出た」感覚に近かった。この2つが重なって、「もっと色々な技術に触れてみたい」という気持ちが育ってきました。

学べたこと——Ruby・graphDB・「複数の組織を見られた」こと

技術面では、Rubyで業務改善のコードを書いた経験と、graphDBで人・モノを線でつなぐ基幹システム開発に触れた経験が、いちばん大きな資産でした。運良く当てた現場の特性が大きいと自覚していますが、いま自社開発スタートアップで Scala / Python も含めた自社スタックから生成AI の API を呼べているのは、SES 時代に「動いているシステムを読む筋肉」を鍛えられたからだと感じます。

技術以外で大きかったのは、所属企業 × 常駐先 × 自分のチームの3組織を同時に見られたこと。営業時代も商社の自分・取引先・自社の上司の3者で動いていたので、SES もちょうど同じ三角形でした。この三角形を捌く対人耐性は、いまの自社開発の社内(営業・経営層・エンジニア)でも役立っています。

次に向かう動機——「いろんな技術に触れたくて」転職した

ここは競合記事と一番違う、正直に書きたい一節です。私が次に移ったのは「SES → 自社開発に移ろう」という意識ではなく、「いろんな技術に触れてみたかった」、ただそれだけでした。「脱出する」「やめる」という決別の気持ちは主役ではなかった。結果として向かった先がたまたま自社開発スタートアップで、Scala / Python / 生成AI API に触れられた——脱出主導ではなく好奇心主導が私の事実順序です。「やめる場所」ではなく「次に何に触れたいか」を起点に動くと、SES の2-3年は意外なほど豊かな入口になり得ます。

向いている人・向いていない人——営業/事務職から入る判断軸

向き不向きを、一般論ではなく営業/事務職からの未経験転職という視点で整理します。

向いている人

  • 短期で IT に入る入口が欲しい人:2-3年の腰掛けと割り切れ、「いったん入ってそこから動く」ことに抵抗がない方には、入口の広さが有利に働きます。
  • 多様な現場を見て専門を絞りたい人:1社では見えない景色を複数現場で味わえる。「複数業界の取引先を回って商機を見つける」動き方が好きな方と相性が良い。
  • 営業/接客出身で対人耐性が高い人:常駐先・自社営業・同僚エンジニアの三角形に対人スキルがそのまま生きます。私自身いちばん効いた強みでした。

向いていない人

  • 1社で長く深く技術を伸ばしたい人:自社開発を目指せる学習・ポートフォリオがあるなら、SES を経由しないルートが近道です。
  • 評価とキャリアの主導権を自分で握りたい人:常駐先での働きぶりは評価面談に届きにくく、「自分で書いた評価コメントを上司に渡す」自走力が要ります。
  • 現場ガチャに精神的に耐えられない人:現場ガチャの要素は確かにあり、その前提を受け入れられないなら別の入口が向きます。

ひとつ反転視点を。営業や事務職で培った対人スキルは、SES の常駐先でこそ強い武器になります。エンジニアの仕事は画面と向き合うイメージが強いものの、実際は要件ヒアリング・すり合わせ・議事録・レビュー時の伝え方など対人作業が多い。営業時代の「相手の質問の半歩先を予測する癖」があると、「言われた通り作ったが実は違う物だった」事故が劇的に減ります。「わからない状態に耐える筋肉」は SES の最初の半年でいちばん効きます。


入る前に|面接で確認したかった4項目と2-3年で使い倒す設計図

これから SES に入る方・動きたい方に向けて、「面接前に確認しておきたかった」4項目と、入った後に2-3年で使い倒す設計図を続けて並べます。「実際に聞いた」「聞いておけばよかった」が混在した、過去の私が次の自分にバトンを渡す温度です。

1. 自社に戻る機会はあるか(社内研修・帰社日・自社プロダクト)

常駐中心の SES では、所属企業との接点が後の評価・キャリア相談・技術相談の質を左右します。確認したいのは、社内研修の頻度・内容(業務時間内か外か)、週/月単位の帰社日の有無、常駐の合間に自社プロダクトに触れる機会の有無。「御社の社員さんが所属の一体感をどう保たれているか、最近の事例で」と固有名詞で答えてもらうと、形だけの制度か実際に機能しているかが見えます。

2. 使用技術スタックの選択肢——言語固定か、案件次第か

聞かないと「Java の現場以外には行けません」のような構造に巻き込まれます。触れる可能性のある言語・技術領域を領域名で、言語固定か案件次第で複数言語かの方針、希望と異なる現場への配属頻度を確認。私自身が「いろんな技術に触れたい」curiosity 主導だったので、一番大事だったポイントです。

3. 教育体制・OJT の実態——「行ってみてのお楽しみ」を避ける

未経験で入る場合、最初の数ヶ月の OJT が口頭で出てこない企業は要警戒。「最初の1〜3ヶ月の研修・フォロー」「メンターや先輩に相談できる経路」「未経験で入った直近3名が半年でどんな案件に入ったか」を聞きます。直近3名の具体は嘘がつけません。「行ってみてのお楽しみ」と濁されたら辞退候補に下げて構わない。

4. 案件の交代頻度——どのくらいの周期で現場が変わるのか

聞き漏らしやすいのが交代頻度。1案件あたりの平均在籍期間、次案件決定までの待機期間の目安、待機中の給与(満額/一部/無給)を確認します。極端に短い周期の交代が続くと技術を深堀りできず、逆に1現場5年居続けだと流動性メリットを失い評価が遠いリスクだけが残る、という両極があります。「ちなみに現場の交代頻度って平均でどのくらいでしょうか」と軽く固有数字を求めると、相手も具体で返してくれます。

2-3年で「使い倒す」設計図——入った後の最短ロードマップ

SES に入ると決めたら、最初から 2-3 年の出口戦略を持って入るのが結果的にいちばんラクでした。「ダメだから早く出る」ではなく「この入口を最大限使い切るために最初から地図を描く」という意味です。

  • 月次の自己レビュー:月1回でいいので技術成長を1行で書き残す。「商談メモを翌朝までに残す」癖と同じ要領で、Markdown に「今月触れた技術/詰まった点/次の一手」を3行ずつ。半年後に「何に触れてきたか」が可視化され、次の自己 PR 素材にもなります。
  • 業務外で AI スキルを積む:現場の技術は配属に依存しますが、業務外の AI 学習だけは自分で完全にコントロールできる領域です。まずはChatGPT を最初に触る(10分で動かす手順)、次にClaude Code(議事録整理・調査に直接効く)、事務寄りならClaude Cowork。全部やる必要はなく、私も ChatGPT を調べ物に1回使うところから始めました。
  • 案件は「年収」より「最初の2年で何を学べるか」で選ぶ未経験エンジニア転職の地図と同じ思想で、SES では特に当てはまります。年収を最大化しても次に移るとき評価材料が薄いと伸びにくい。技術スタックの広さ・実装経験の深さを2年で蓄積すれば、次の環境で年収も自然と上向きやすい。

出口は3方向|自社開発・社内SE・生成AIエンジニアと前職別の活かし方

SES の出口は自社開発・社内SE・生成AIエンジニアの3方向に整理できます。続けて、営業/事務職など前職別の活かし方も並べます。

出口学習コスト年収レンジの方向感私の体感
自社開発やや高い上向き方向私が結果的に選んだルート
社内 SE中程度安定方向営業/事務出身者と相性が良い
生成AIエンジニア上乗せ型2026年は上向き私が今いるレイヤー

📌 YMYL 配慮の注記 上記の年収レンジは「方向感」のみです。具体的な数値は業界・地域・経験年数で大きく変動するため、厚生労働省や doda の公式調査で地域・職種別の最新値を事前にご確認ください。

自社開発——1社の中で深く伸ばしたい人、私が選んだルート

私が SES の次に選んだのは自社開発スタートアップでした。「移ろう」という意志ではなく、「いろんな技術に触れたくて」動いたら結果として向かった先が自社開発だった順序です。魅力は自社プロダクトの全工程に近い距離で関われること。要件定義から実装・運用・改善のループに、1人のエンジニアとして名前で関われます。SES で複数現場を見た経験は、「他社ではこう作っていた」という比較軸として想像より強く効きます。

社内 SE——業務知識を活かして安定したい人、営業/事務出身者と親和性が高い

社内 SE は自社の業務システムを内製・保守する立場で、営業・事務出身者が業務知識を武器に戻る出口として相性が良い。「社内便利屋」と揶揄されがちですが、2026年は社内の AI 活用推進を担うポジションとして評価が明確に上向いています。「業務のどこが詰まっているか」を肌感覚で知る方が AI を組み込む側に回るのは、強力なキャリアパスです。

⭐ 生成AIエンジニア(2026年の新しい出口)——SES 経験がここで効く

3つ目は私自身が今いる出口。生成AIエンジニア——ChatGPT・Claude・Gemini などの API を業務システムに組み込み、RAG や AIエージェントを設計・実装する仕事です。SES 経験がここで効く理由は4つ。

  1. 既存システム(負債を抱えたコード)に触れる経験:生成AI 案件は既に動いている古いコードベースに後から組み込むものが多く、複数現場の既存システムを見た経験が直接効きます。
  2. 「動かないシステム」と向き合う耐性:本番障害・運用の現実に触れた経験は、AI の予期しない振る舞い(ハルシネーション・レートリミット・コスト爆発)への心理的耐性になります。
  3. 調整力・コミュニケーション力:三角形で揉まれた経験は、「この業務、AI で本当に置き換えていいのか」というステークホルダー間の議論で役立ちます。
  4. 複数の業界・現場を短期間に見られた経験業務理解の引き出しが広く、「実業務にどう組み込むか」で実装提案の幅になります。

何を学ぶかはAIエージェントとはRAG の基礎を順に読むと解像度が上がります。私の3段階(営業 → SES → 自社開発 → 生成AIエンジニア)は、どの段階も次の準備期間でした。SES の2-3年は捨て駒ではなく次の出口の燃料、というのが正直な感覚です。


前職別の翻訳ガイド——営業・事務・銀行員の強みを SES で活かす

いま営業・事務職・銀行員などで働いていて SES を検討中の方へ、私が一次体験から責任を持って書ける範囲で前職別の翻訳ガイドを並べます。

  • 営業出身——顧客折衝を「要件ヒアリング」に翻訳:私は「こうしてほしい」の裏の「本当に困っているのは何か」を、毎日約60件の訪問で読み取る訓練を積みました。これが直接効いたのがgraphDB を使った基幹システムの要件ヒアリング。「このボタンを追加して」に対し「押した後どの帳票に反映されるのが理想ですか」と一段奥を聞くと、本当の困りごとは別にあった、がよくあった。「相手の質問の半歩先を予測する」癖が事故の確率を劇的に下げます。
  • 事務職——書類整備を「議事録・仕様書」に翻訳:エンジニアの議事録は「誰が・何を・いつまでに」を1ヶ月後に読み返しても辿れる精度が要る。日常的にこの精度を扱ってきた方は入社初日から貢献できる領域を持っています(私自身に事務経験はないので方向感のみ)。
  • 銀行員——金融ドメイン知識で「金融系 SES → フィンテック」:金融系 SES は業界知識の希少価値が高く、業界知識のある未経験は純粋未経験より通りやすい。金融系 SES で 2-3年を経てフィンテック自社開発に移るのは近年増えているパスです(全体地図は未経験エンジニア転職の地図)。

前職共通のコツは3つ。①前職の強みを言語化(「営業で◯◯ができる」を1行で書き出し、現場で自分の居場所を作る材料に)。②2-3年の卒業期限を自分に課す(「いつまでも居続けない」前提が毎月の学習濃度を上げる)。③業務外で AI を触る(唯一自分で完全にコントロールできる学習領域。ChatGPT・Claude Code をまず30分)。


次の一手——今週やる3つのこと

最後に、今週中に動ける具体3つを置きます。私はこのくらいの粒度で動いて結果的にラクでした、という温度で。

  1. SES に入るなら何年で何を学んで卒業するかを1ページ書き出す:A4 1枚で十分。「何年で/何の技術を/どの出口に向けて」を今の言葉で。完成度は要らず1ヶ月後に書き直していい。書き出す行為そのものが現場での判断軸を半歩鋭くします。
  2. 関連記事でロードマップを確認する未経験エンジニア転職の地図で5職種の全体像・学習ロードマップ・ポートフォリオ・AI 時代の差別化軸まで並べています。「SES 単独で判断せず、IT 全体の地図の中で位置付ける」視点が補強できます。
  3. ChatGPT または Claude Code を30分触る:入る前でも後でも明日の解像度を一段上げる最小の一手(ChatGPT 始め方Claude Code 使い方)。「SES のあと生成AIエンジニアという出口が本当にあるのか」を自分の手で確かめる——これが最後にお伝えしたい一番大事な一手です。

よくある質問|未経験・派遣との違い・抜け出し方・営業出身の適性

Q1: SES に未経験で入っても本当に大丈夫ですか?

A. 「戦略のない未経験」で入ると地雷を踏む確率は高めです。逆に 2-3 年で何を学んで次にどこに移るかを最初から設計して入れば、IT 業界の現実的な入口になり得ます。私自身、営業 7年から未経験で SES に入り、2 年半で次の環境に移りました。

Q2: SES と派遣・自社開発の違いは何ですか?

A. SES は「準委任契約」で、指揮命令は SES 所属企業にあります。派遣は派遣先に指揮命令があり、自社開発は自社の社員が自社のプロダクトを作ります。一番大きいのは 誰があなたの仕事を評価するかの違いです。

Q3: SES でもスキルは身につきますか?

A. 現場による、というのが正直な答えです。私の場合、Ruby と graphDB を使った業務改善・基幹システム開発に携わり、その経験は今の自社開発でも生きています。逆に、毎月同じ作業の繰り返しで新しいものに触れられない期間が続くと、技術成長が止まる感覚が出てきます。

Q4: SES からどうやって抜け出せばいいですか?

A. 王道は 自社開発か社内 SE への転職です。2026 年は新しい選択肢として 生成AIエンジニアも出口になります。私は「いろんな技術に触れたくて」次の環境に転職し、結果として向かった先がたまたま自社開発でした。そこから現職で生成 AI 関連の実務(API 利用/RAG/AIエージェント/コーディングアシスタント)まで広がりました。

Q5: 営業出身でも SES でやっていけますか?

A. 営業 7年から SES に入った私の体感では、前職の対人スキルはむしろ強みになります。要件ヒアリング・上司や顧客とのすり合わせ・議事録の整備など、エンジニアの仕事は対人作業が想像以上に多いです。営業時代に「相手の意図を一歩先読みする」癖がついていると、レビューや要件定義の場面でとても役に立ちました。


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出典


この記事は、法人営業を約 7 年やってから未経験で SES に入り(2 年半)、その後自社開発に移って現役の生成AIエンジニアになった aikun が、自分が実際に SES で過ごした 2 年半の手触り——本当にきつかったこと・学べたこと・7 理由の仕分け——をもとに書いています。年収・転職率・市場動向などのデータは時点により変動するため、最新情報は各出典の公式サイトで事前にご確認ください。本記事は特定の転職成果を保証するものではなく、個人の体験を一般化したものでもありません。同じ SES でも現場・所属企業で体験は大きく変わります。誤りや出典の補足のご指摘は send@bon-bon-tools.com までご連絡ください。


訂正履歴

  • 2026-05-15:初版執筆(draft)
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