Claude Code を試したいけれど、Node.js とか API キーとか、インストール手順でつまずくのが怖いと感じていませんか。実際、ラッコキーワードの実測(2026 年 5 月時点)でも「Claude Code 始め方」は月 880 人以上が検索しており、私自身も業務で Claude Code を使い始めて以降、社内・非エンジニア部門へのインストール伴走を何度も繰り返しています。
結論から言うと、Node.js を入れる → 1 コマンドでインストール → Anthropic の API キーを通す、の 3 ステップで動き始め、所要は初めての方で約 30 分が筋です。本記事では、必要なものと費用の目安、Mac/Windows 別のインストール手順、API キーの環境変数設定、最初の実例、うまくいかないときのチェックリストまで、業務で Claude Code を使っている現役の生成AIエンジニア視点で整理します。
結論:Claude Code は「Node.js を入れて、1コマンドでインストールして、API キーを通す」3ステップで動き出します
Claude Code(クロード・コード)を始める手順は、未経験の方が想像するより短くシンプルです。Node.js(ノード・ジェーエス)という土台を入れ、ターミナルに 1コマンドを貼り付けてインストールし、Anthropic から取った API キーを通せば、すぐ動き出します。所要時間は初めての方で約30分、Node.js がすでに入っている方は15分程度です。
本記事では、Mac と Windows それぞれの細かい注意点を含めて、ゼロから動かすまでの全ステップを順番に並べました。「Claude Code とは何か」「できること」「ユースケース」については、姉妹記事「Claude Code 使い方」をご覧ください。
始める前に:必要なものと費用の目安
📖 この章で使う用語
- Node.js(ノード・ジェーエス):JavaScript を動かす土台ソフト。Claude Code を動かすにはこれが必要です。「料理を作る前のコンロ」のような土台ツール。
- API キー:Anthropic のサービスを使うときの「自分専用の鍵」。Claude Code に教えると、自分のアカウントで API を呼べるようになります。
- 環境変数:パソコンが起動するたびに自動で読み込む「設定の一覧」。API キーをここに登録すると、毎回打ち直さずに済みます。
必要なもの(チェックリスト)
| 項目 | 必須か | 補足 |
|---|---|---|
| パソコン(Mac / Windows / Linux) | ✅ | OS は最近5年以内のものなら大丈夫 |
| Anthropic アカウント | ✅ | 無料で作成可、claude.ai から登録 |
| Node.js 18 以上 | ✅ | nodejs.org から無料ダウンロード |
| Pro プラン または API クレジット | ✅ | 月$20 から、または従量課金 |
| ターミナル(Mac)/ PowerShell(Windows) | ✅ | OS に最初から入っています |
| プログラミング経験 | ❌ | あればラクですが、未経験でも進められます |
費用の目安(2026年5月時点)
- 新規アカウントの無料クレジット:$5 相当(学習中の数日〜1週間ほど触れます)
- Pro プラン:月額$20(年契約なら$17)。試運用ならまずここから
- Max プラン:月額$100 / $200。本格的に業務の中心にする方向け
- API 従量課金:使った分だけ。月数百円〜数万円のレンジ
最新の料金は anthropic.com/pricing で事前にご確認ください。
📌 私の場合 最初の1週間は無料クレジット、その後 Pro プランで2週間試して、業務に組み込めると判断した3週目から API 従量課金に切り替えました。「いきなり高いプラン」に入らず、段階的に上げていく方が安全です。
ステップ1:Node.js を準備する
📖 この章で使う用語
- npm(エヌピーエム):Node.js の周辺ツールをインストールするための仕組み。「コンロに合う鍋・フライパンを買う窓口」のイメージ。Node.js を入れると一緒に付いてきます。
すでに入っているか先に確認
ターミナル(Mac)または PowerShell(Windows)を開き、以下を打って Enter。
node --version
v20.11.0 のような数字が出たら、すでに入っています。ステップ2に進んでください。
command not found のような英語が出たら、入っていません。次の手順でインストールします。
Mac でのインストール(5分)
公式サイト nodejs.org にアクセスし、「LTS」と書かれているボタンをクリック。.pkg ファイルがダウンロードされたら、ダブルクリックしてインストーラーの指示に従います。すべて「続ける」「同意する」で問題ありません。
インストール後、ターミナルを一度閉じて開き直し、再度 node --version で確認します。
Windows でのインストール(5分)
nodejs.org で「LTS」をクリック、.msi ファイルがダウンロードされたらダブルクリック。インストーラーで「Add to PATH」のチェックボックスがあれば ON のまま進めてください(通常は最初から ON になっています)。
インストール後、PowerShell を一度閉じて開き直し、再度 node --version で確認します。
ステップ2:Claude Code をインストールする
📖 この章で使う用語
- グローバルインストール:パソコン全体から使えるように入れる方式。コマンドの
-gがそれを意味します。- 管理者権限(sudo):パソコンの大事な部分を変更するときに必要な「許可証」。コマンドの前に
sudoを付けると、パスワードを聞かれます。
コマンド一行で完了
ターミナル(PowerShell)に以下を貼り付けて Enter。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
進捗バーが出て、数十秒〜1分ほどで完了します。
うまく入らないときの対処
Mac で Permission denied と出た場合
sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code
sudo を付けて再試行。Mac のログインパスワードを聞かれるので、入力(画面には何も表示されませんが入力されています)して Enter。
Windows で スクリプトの実行が無効 と出た場合
PowerShell を管理者として実行で開き直し、以下を一度実行:
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
Y を入力して Enter。その後、通常の PowerShell に戻って、もう一度 npm install -g @anthropic-ai/claude-code を実行します。
インストール確認
claude --version
バージョン番号(例:0.5.2)が出れば成功です。出ない場合は、ターミナルを開き直して再試行。
ステップ3:API キーを取得して通す
📖 この章で使う用語
- Anthropic Console:API キーの発行や利用状況の確認ができる、Anthropic の管理画面。Claude.ai とは別サイトです。
- シェル設定ファイル:ターミナルが起動するたびに自動で読み込まれる「初期設定の紙」。Mac は
~/.zshrc、Windows は$PROFILEがそれにあたります。
API キーを取得する(5分)
- console.anthropic.com にアクセスし、Claude.ai と同じアカウントでログイン
- 左メニューから「API Keys」を選択
- 右上の「Create Key」をクリック、好きな名前(例:
claude-code-mac)を入力して作成 - 表示された
sk-ant-api03-...で始まる文字列をコピー(ここで忘れずにコピー。閉じると再表示できません)
API キーを環境変数に登録する
Mac の場合
ターミナルで以下を実行:
echo 'export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-api03-あなたのキー"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
これで、ターミナルを開くたびに自動で API キーが読み込まれます。
Windows の場合(PowerShell)
[Environment]::SetEnvironmentVariable('ANTHROPIC_API_KEY', 'sk-ant-api03-あなたのキー', 'User')
実行後、PowerShell を一度閉じて開き直し、反映を確認します。
設定確認
# Mac / Linux
echo $ANTHROPIC_API_KEY
# Windows PowerShell
echo $env:ANTHROPIC_API_KEY
sk-ant-api03-... が表示されれば成功です。
📌 私が最初に1時間ハマったところ Mac で
export ANTHROPIC_API_KEY="..."をターミナルに直打ちしただけだと、そのターミナル限定の設定になります。ターミナルを閉じると消えるため、新しく開いたターミナルでclaudeを起動しても認証エラーになります。~/.zshrcに書き込む方法(上記)にすれば、毎回有効になります。
ステップ4:起動して動かしてみる
📖 この章で使う用語
- 作業フォルダ:Claude Code に「ここで作業して」と指定する場所。最初は専用のテストフォルダを作るのがおすすめ。
テスト用フォルダを作る
# デスクトップに claude-test というフォルダを作って移動
mkdir -p ~/Desktop/claude-test
cd ~/Desktop/claude-test
Claude Code を起動
claude
対話画面が立ち上がり、「>」のような入力プロンプトが表示されたら成功です。
最初に試したい3つの実例
実例1:自己紹介を聞く
あなたができることを、未経験の私向けに3行で教えてください。
Claude が自己紹介を返してくれます。これで Claude Code が正常に動いていることが確認できます。
実例2:今のフォルダの中身を確認させる
まずフォルダにファイルを1つ作っておきます。
# 別のターミナルから、または claude を一度終了して以下を実行
echo "テスト用のメモです" > memo.txt
echo "もう一つのファイルです" > note.txt
Claude Code に戻って:
このフォルダのファイルを一覧にして、それぞれの中身を1行で要約してください。
Claude がファイルを読み、要約を返してくれます。
実例3:README.md を作らせる
このフォルダの内容を説明する README.md を作ってください。
内容はシンプルに、ファイルの説明と作成日だけで構いません。
途中で「ファイルを作成していいですか?」と確認が入ります。y を入力して承認すると、README.md がフォルダに作られます。
動作確認できたら、Claude Code を終了
/exit
または Ctrl + C を2回押すと終了します。
うまくいかないときのチェックリスト
📖 この章で使う用語
- PATH(パス):パソコンが「インストールされたコマンドはどこにあるか」を探す住所録。新しいツールを入れたとき、ここに登録されていないと「コマンドが見つかりません」と言われます。
詰まりやすいポイントを上から順に確認してください。
1. claude コマンドが見つからない
- ターミナル/PowerShell を一度閉じて開き直す(PATHの反映待ち)
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeがエラーなく完了したか確認- Mac の場合:
echo $PATHでnpmのグローバルパスが含まれているか確認
2. 認証エラー(ANTHROPIC_API_KEY not set など)
echo $ANTHROPIC_API_KEY(Mac)またはecho $env:ANTHROPIC_API_KEY(Windows)で値が出るか確認- 値が空の場合、ステップ3の環境変数登録を再確認
- ターミナルを開き直したか確認
3. API キーが無効と言われる
- console.anthropic.com の API Keys で、そのキーが有効か確認
- アカウントに残高があるか確認(無料クレジット切れの可能性)
- キーをコピペするとき、前後のスペースが入っていないか確認
4. インストール中にエラー(Node.js 関連)
node --versionでバージョン 18 以上か確認(古い場合は再インストール)- 企業ネットワーク内の場合、プロキシ設定が必要なケースあり
5. それでも解決しないとき
エラー文をそのままコピーして、Claude.ai または ChatGPT に「以下のエラーが出ています、何が起きていますか?」と貼り付けてください。AIに聞くこと自体が、未経験者の方にとっては良い練習になります。
次にやること
ここまで来たら、Claude Code はもう動いています。次のステップとして、以下の順がおすすめです。
- 「使い方」の全体像を掴む → Claude Code 使い方 で、できる5つのこと・非エンジニアのユースケース・Cursor/Copilot との違いを整理
- AIエージェントの基本を押さえる → AIエージェントとは で、Claude Code を含む「AIエージェント」というカテゴリ全体を理解
- コーディング不要派は Cowork を検討 → Claude Cowork 使い方 で、ターミナルを使わない兄弟ツールを把握
焦らずに、まず「動いた」という感覚を持ち帰るのがこの記事のゴールです。本格的な使い方は、次の1〜2週間で少しずつ広げていけば大丈夫です。
よくある質問
Q1: Claude Code を始めるのに必要なものは何ですか?
A. パソコン(Mac / Windows / Linux)、Anthropic のアカウント(無料で作れます)、Node.js 18 以上、そして Pro プラン(月額$20)または API クレジットの3点が最低限です。プログラミング経験は必須ではなく、本記事を順番に進めれば未経験でも動かせます。
Q2: 所要時間はどれくらいですか?
A. 初めての場合で約30分、Node.js がすでに入っている方は15分で動き出せます。途中で詰まる可能性が一番高いのは「API キーの環境変数設定」で、本記事ではここを丁寧に書きました。
Q3: 完全無料で始められますか?
A. 新規アカウントには無料クレジット(2026年5月時点、$5相当)が付くので、本記事のサンプル程度なら無料の範囲で動かせます。継続利用には Pro プラン(月額$20)または API 従量課金が必要です。詳しくは Claude Code 使い方 の「無料で使える範囲」セクションをご覧ください。
Q4: Windows でも問題なく動きますか?
A. 動きます。本記事では PowerShell を使った Windows 向け手順を Mac とは別に書いています。実行ポリシーで止まる場合の対処(Set-ExecutionPolicy RemoteSigned)も含めています。
Q5: エラーが出たらどうすればよいですか?
A. 本記事の「うまくいかないときのチェックリスト」を順番に見てください。それでも解決しない場合、エラー文をコピーして Claude.ai や ChatGPT に「これは何が起きていますか?」と貼り付けるのが最短解決ルートです。
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出典
- Anthropic — Claude Code Documentation(取得:2026-05-14)
- Anthropic — Pricing(取得:2026-05-14)
- Node.js — Downloads(取得:2026-05-14)
本記事は筆者個人の業務経験をもとに書いています。Claude Code および Anthropic のサービス内容・料金は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで事前にご確認ください。誤りや出典の補足のご指摘は send@bon-bon-tools.com までご連絡ください。