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厚生労働省job tagのAIエンジニア年収は609.8万円|未経験の入口は557万円

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、AIエンジニアの平均年収は609.8万円です(出典表記:令和7年賃金構造基本統計調査/2026年7月22日確認)。検索上位には「628.9万円(令和6年)」など過年度の表示を引いた記事もありますが、job tagの数字は年次で更新されます。この記事では、すべての数字に出典と確認日を付けて整理します。

先に答えを1画面で。同じ「AIエンジニアの年収」でも、公的・大手3ソースで数字はここまで違います。

物差し金額何を測っているか
job tag(厚労省)609.8万円就業者の実態(令和7年賃金構造基本統計調査/2026-07-22確認)
求人ボックス557万円募集時の提示額(2026-06-22更新)
doda469万円登録者の実支給(技術系IT/通信)

未経験でこれから入る人に近いのは求人ボックスの提示額で、経験を積むほどjob tagの実態値に近づく——この読み順が本記事の結論です。理由は第2章で図解します。

書いているのは、営業7年から未経験でエンジニアになり、いまは生成AI開発を業務でやっているaikunです。年収は地域・経験・企業規模で変わるもので、この記事のどの数字も「必ずこうなる」という保証ではありません。断定の代わりに、「公式の数字をどう読むか」を渡します。

厚生労働省job tagのAIエンジニア年収は609.8万円(2026年7月確認)

job tagは厚生労働省の職業情報提供サイトで、年収の原典は国の賃金構造基本統計調査です。AIエンジニアの詳細ページに載っている主要な数字を、1画面で並べます。

項目数値出典・基準
平均年収609.8万円令和7年賃金構造基本統計調査
平均年齢42.2歳同上
月間労働時間160時間同上
時間当たり賃金2,954円同上
求人賃金(月額)32.3万円令和6年度
有効求人倍率2.25令和6年度
就業者数207,400人令和2年国勢調査

出典:job tag「AIエンジニア」詳細ページ(厚生労働省 職業情報提供サイト/2026-07-22確認)

読み方の注意を1つだけ。609.8万円は平均年齢42.2歳・経験者込みの「いま就いている人」の実態値で、未経験で入る人の初年度の提示額ではありません。ここを混同すると、転職活動での期待値が大きくズレます。

なぜ求人ボックス557万円・dodaと数字が違うのか

「AIエンジニア 年収」で調べると、job tag 609.8万円のほかに求人ボックス557万円、doda 469万円と、サイトごとに違う数字が出てきます。これはどれかが間違っているのではなく、測っているものの性格が違うだけです。営業時代の「メーカー希望小売価格・実売価格・うちの提案価格が全部違う」のと、感覚は似ています。

同じAIエンジニアでも見る物差しで年収が変わる比較図。job tag(厚労省・就業者の実態)609.8万円、求人ボックス(募集時の提示額)557万円、doda(登録者の実支給・技術系IT/通信)469万円を横棒で並べ、609.8万は平均年齢42.2歳の経験者込みで、未経験の入口は求人の提示額から見るのが現実的という読み方を添えた図

出典:job tag AIエンジニア(2026-07-22確認)/求人ボックス 給料ナビ AIエンジニアの年収・時給(2026-06-22更新/2026-07-05確認)/doda「平均年収ランキング2025」技術系(IT/通信)(対象 2024年9月〜2025年8月/取得 2026-06-22)=doda 平均年収ランキング

読み順はシンプルです。未経験でこれから入る人に近い現実は求人ボックスの提示額(557万円・ボリュームゾーンはさらに下)で、経験を積むにつれjob tagの実態値(609.8万円)に近づいていく、という順で見るのが自然です。dodaの469万円は「実際に支給されている側」の基準線として置いておきます。

もう1つ、確認日を明記する理由です。検索上位の記事には「628.9万円(令和6年)」を引くものがありますが、2026年7月22日時点のjob tag公式表示は609.8万円・令和7年調査に更新されています。年収記事は「いつの公式表示か」で数字が変わるので、この記事では3つの数字を平均した独自推計は作らず、出典と確認日を付けてそのまま並べるところまでを役割にしています。

年齢別・地域別・「生成AI」条件で数字はどう動くか

平均の609.8万円は、年齢・地域・スキル条件で上下します。まず年齢です。job tagの平均年齢は42.2歳で、詳細ページには年齢別の年収グラフも用意されています。20代でこの平均額を期待するのではなく、自分の年代がカーブのどこにいるか公式ページで確認するのが確実です。

次に地域です。求人ボックスの提示額は都道府県で大きく開き、東京652万円〜愛媛418万円と200万円以上の差があります。全国平均の557万円は東京圏の求人に引っ張られた数字なので、地方在住・地方勤務前提なら下側のレンジで見るほうが現実的です。

最後に「生成AI」条件です。同じAIエンジニア求人でも、生成AI関連の条件を含む求人は提示額が約34%高いというのが求人ボックスの集計です(2026-06-22更新)。「生成AIエンジニア」として検索される領域は平均より上振れしていますが、そのぶんRAGやLLM活用など要求されるスキルも上がる、という表裏で読んでください。

出典:求人ボックス 給料ナビ AIエンジニアの年収・時給(地域別・生成AI関連条件とも 2026-06-22更新/2026-07-05確認)

有効求人倍率2.25の現実と、文系・未経験からのルート

job tagの有効求人倍率2.25(令和6年度)は、求職者1人に対して求人が2.25件ある状態です。数字だけ見れば明確な人手不足側ですが、中途採用の現場は経験者優遇が実態で、「需要が強い」と「未経験でも入りやすい」は別の話です。求人賃金32.3万円(月額・令和6年度)も、経験者募集を含んだ提示額として読む必要があります。職業別の有効求人倍率と提示年収、クラウドソーシングの案件在庫は、出典・取得日つきで生成AI案件・求人マップに一覧化しています。

では未経験は何から埋めるか。job tagのスキル重要度では、どの職種でもプログラミングが最重要です(AIエンジニア5.3/プログラマー4.9/SE(Webサービス開発)4.8、いずれも5点満点)。文系かどうかより、ここをゼロから埋められるかが分かれ目で、営業で磨いた読解・傾聴・要件分析は土台として転用できても、プログラミングだけは代わりが効きません。

文系・未経験からAIエンジニアを目指す現実ルートの4層図。L0土台(読解・要件分析・傾聴は営業経験から転用可、独学で埋まる)、L1最初の壁(プログラミング基礎、job tagスキル重要度でAIエンジニア5.3と最重要、挫折しやすい区間)、L2入口職(PG/SEとして就業、学歴・資格は必須でない)、L3専門(AIエンジニアは大学院卒中心=修士63.6%で、未経験からの直行は現実的でなく入口職の後で実務経験を積んで目指す)を縦に並べた図

もう1つの現実は学歴です。job tagでは、AIエンジニアは大学院卒が中心(修士63.6%/博士30.3%)で、未経験からの直行は現実的ではありません。一方でSE(Webサービス開発)やプログラマーは「学歴・資格は必須でない」とされており、入口職(PG/SE)に就いてから実務でAI領域へ伸ばすのが、公的データから読める現実的なルートです。

出典:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)。AIエンジニア(2026-07-22確認)/SE(Webサービス開発)プログラマー(スキル重要度・学歴データは取得 2026-06-22)

私自身、文系・営業7年からこのルートで入りました。独学は最初の壁(プログラミング基礎)で何度も折れかけ、転職前に半年ほどスクールに通ってから未経験可のSESに応募し、応募10社以下・3ヶ月以内で3社から内定をもらいました。収入は前職より上がりましたが(金額は非公開)、これは1つの事例であって、同じ結果を保証するものではありません。

職種そのもの(仕事内容・なるには)は生成AIエンジニアになるには、転職活動の全体像は未経験からエンジニア転職、営業職に特化した話は営業からIT転職で整理しています。独学かスクールかで迷う場合の判断軸は生成AIエンジニア向けスクールの比較に置いています(特定スクールを断定的に勧めるものではありません)。

よくある質問

Q1: 厚生労働省job tagのAIエンジニア年収はいくらですか?

A. 2026年7月22日時点の公式表示は平均年収609.8万円(令和7年賃金構造基本統計調査)です。平均年齢42.2歳の就業者の実態値なので、未経験の入口の提示額とは分けて読んでください。詳しくは第1章の一覧表へ。

Q2: 求人ボックスやdodaと数字が違うのはなぜですか?

A. 測っているものが違うからです。job tag=就業者の実態(609.8万円)、求人ボックス=募集時の提示額(557万円)、doda=登録者の実支給(469万円・技術系IT/通信)。1つの数字で断定できない理由は第2章で図解しています。

Q3: 文系・未経験からでも目指せますか?

A. 学歴・資格は必須ではありません(SE Webなど、job tag)。ただしAIエンジニア直行は大学院卒が中心のため、入口職(PG/SE)経由が現実的です。私自身は文系・営業7年から未経験で転職しましたが、これは保証ではなく1つの事例です。

Q4: 資格は必要ですか?

A. 必須ではありません(job tag)。基本情報技術者は有利材料として扱われます。資格より「動くものを1つ作る+入口職に就く」ほうが現実的だと感じています。

Q5: 有効求人倍率2.25はどう読めばいいですか?

A. 求職者1人に求人2.25件(令和6年度)で、数字上は人手不足側です。ただし中途は経験者優遇が実態なので、「需要の強さ」と「未経験の入口の広さ」は分けて読むのが現実的です。


営業7年から未経験でエンジニアになり、いまは生成AI開発を業務でやっているaikunが、公的データと自分の手触りをもとに整理しました。数字はすべて出典と確認日つきの「判断材料」であり、人生の選択は最後はあなた自身のものです。


出典

  • job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト):AIエンジニア(年収609.8万円・平均年齢42.2歳・月160時間・時間当たり賃金2,954円・求人賃金32.3万円・有効求人倍率2.25・就業者207,400人/2026-07-22確認。年収の出典表記は令和7年賃金構造基本統計調査)/SE(Webサービス開発)プログラマー(スキル重要度・学歴データは取得 2026-06-22)
  • 求人ボックス 給料ナビ:AIエンジニアの年収・時給(平均557万円・東京652万円〜愛媛418万円・生成AI関連条件+34%/2026-06-22更新・2026-07-05確認)
  • 転職サービス「doda」−「平均年収ランキング2025」:技術系(IT/通信)469万円(対象 2024年9月〜2025年8月/取得 2026-06-22)=平均年収ランキング
  • 政府統計の総合窓口(e-Stat):賃金構造基本統計調査(job tagの年収表示の原典。本記事では独自抽出はしていません)
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